『クラウン』感想
どうも、むむろんです。
巷では『IT』の新作が何かと話題になっていますが、私は時間がなくて
なかなか観に行けないんですよね、、、
でも、「流行に乗っかりたい!!」という頭がパーな私は『IT』を観ることができない代わりに何か『ピエロの映画』を鑑賞したくなりまして、、、
と、言うことで今回鑑賞した映画は
『クラウン』
です。。。
それでは感想を書いていきましょう。。。
【感想】
「息子を喜ばせようとして呪われたピエロの衣装を着たパパさんが、段々と衣装と一体化していき、魂まで乗っ取られ始め、、、」
と、言う内容のホラー映画でございます。。。
あまり期待していなかったんですけれど、まぁまぁ楽しんでることができる映画でした。
父親が魂を乗っ取られる前にどうにかしようとする場面や、徐々に自らの体に起こる違和感に気づき始めるところなど、全体的に見て好きな場面も多かったですね。。。
それから、ホラー映画なんですけれど
前半部分は「ピエロの衣装を着た普通の男」の姿ですから(魂が乗っ取られる前なので)ちょっとクスッと笑えるシーンがあったりして、
上手いこと一息つかせてくれる場面もあったりしましたね。。。
だからこそ、後半の惨劇が映える訳ですね。。。笑
衣装が脱げなくなり徐々に魂が乗っ取られていく際の
「あれ?これヤバいんじゃね、、、」
な感じも凄く好きでした。
登場人物達もなかなか個性が強くて好感が持てましたね。。。(ピエロの衣装に詳しいおっさんとか)
ラストも、仄かに不吉な感じを漂わせていて良かったです。。。
不満点としては、この映画は
「ピエロの衣装にとりつかれた父親」を主人公とする前半部分と
「自分の子供を守ろうとする母親」を主人公とする後半部分に分かれるんですよね。
私的には、最初から最後まで父親を主人公として欲しかったなー、、、なんて思います。
もっと、こう、乗っ取られまいとあらがう様や、試行錯誤する様子を描いてくれた方が感情移入もしやすかったかなと。。。
主人公が変わって母親の視点から衣装の謎に迫って行くんですけれど、ここも父親主人公で描いていった方が緊迫感がでて良かったんではないでしょうか??
そして、後半のアミューズメントパーク的な所の惨劇ですけれど、ここももうちょっと盛り上げて欲しかったですね。
母親との最終対決もちょっとあっさりしていたというか、、、もうちょっとためても良かったと思いますし、余韻も残して欲しかったです。。。
まぁ、変に説教臭くなったり、お涙頂戴な展開になるよりかは幾分ましですけどね。笑
それから「あれ?そう言えばあいつどうなったん??」となる登場人物もいるので、そこは若干消化不良気味です。。。
キャストはピーター・ストーメアにローラ・アレンが出演しております。。。
ピーター・ストーメアは強烈な印象を残しておりますし
ローラ・アレンもアクティブな母親を好演しております。。。
監督はジョン・ワッツです。。。
調べてみると『スパイダーマン:ホームカミング』
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
を監督されていますね。。。
出世しましたね笑
まぁ、色々と不満点はありますが、全体的に出来は良い映画なので気になった方は鑑賞してみてはいかがでしょうか??
↑本作のDVDです。。。
↑同監督の作品達です。。。
↑ピエロつながりで、、、笑
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